クエン酸回路って何?なんのためにあるの?
こんにちは!
看護師ママのゆーはです。
今回のテーマは
クエン酸回路って何⁉️です
高校の生物学でも触れられるクエン酸回路。
もちろん看護師国家試験の必須問題にも出題されたことがあります。
わたしは大の苦手な分野です💦
糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素は、代謝され、解糖系を経てクエン酸回路に入り、CO2.H2Oに分解される。その際、エネルギーを放出する。
とレビューブックには書いてありますが、これだけ読んでもさっぱりわからない…
ので、完全に自分のために勉強してみました!笑
栄養素とは
三大栄養素と出てきましたが、そもそも栄養素は他に何があるでしょう。
わたしのメモ書きで申し訳ないですが…
栄養素には
- 糖質(炭水化物)
- 脂質
- 蛋白質
- ビタミン
- ミネラル(無機質)
の5つがあります。(これらに水を含めて6種類とすることもある)
このうちの糖質・脂質・蛋白質が三大栄養素と呼ばれているんですね。
この3つが異化、同化をしながらエネルギーを作り上げていくわけです。
これまた殴り書きで失礼します(笑)
代謝=異化+同化
ちなみに異化・同化と出てきましたが、
異化…栄養素などの高分子化合物をより単純な分子に分解してエネルギーを生産すること
同化…エネルギーを消化して生体物質を合成すること
だそうです。
そして、異化・同化を合わせて代謝と呼びます。
代謝は異化と同化を繰り返していることなんですね。
クエン酸回路の構造
丸いことはわかりますが、それ以外さっぱりわかりません(笑)
クエン酸回路の細かい構造は覚えなくていいです。
国試に「クエン酸回路の穴抜けを埋めなさい」なんて問題は出ません。
また汚い図を失礼。
うえの図を見てもらうと脂肪も糖質も、蛋白質もアセチルCOAに分解されることがわかります。
アセチルCOAから先はミトコンドリア内で行われています。
上の図を見て解るように、アセチルCOAから一番最初に変化するのがクエン酸です。詳しく言うとオキサロ酢酸とアセチルCOAが合わさるとクエン酸ができます。なのでクエン酸回路という名前がついています。
この変化の過程でCO2が排出されたり、H2が排出され、H2は電子伝達系で酸素と合体し水(H2O)を生成するわけです。
なぜクエン酸回路が必要なのか
結論から言うとエネルギーを作るためにあります。
これは糖質の分解に焦点をあてた図です。
吸収された糖質はブドウ糖(グルコース)に分解された後、腸から吸収され血管を通り、肝臓へ送られて、グリコーゲン(貯蔵用の形)として貯蔵されます。
いざエネルギーが必要だ!となった場合、貯蓄型として肝臓に保存されていたグリコーゲンを分解(解糖)してエネルギーを作り出しているのです。
クエン酸回路は産生された物質を利用して電子伝達系、アミノ酸代謝、尿素回路、糖新生など他の様々な代謝に使われるため、重要な代謝回路と言えます。
高校生向けのクエン酸回路の説明ですがわかりやすいのでおすすめです。
【高校生物】 代謝13 異化:呼吸「クエン酸回路」(16分) - YouTube
病気がみえるシリーズはわかりやすくてわたしも買いました^_^
覚えることは
糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素は、代謝され、解糖系を経てクエン酸回路に入り、CO2.H2Oに分解される。その際、エネルギーを放出する。
ということですが、その仕組みがすこしわかったでしょうか?
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