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看護師で2児の母の勉強垢

看護学生に必要なスキルは「いかにやっているようにみせるか!」です。

子育ても仕事も頑張りたい!看護師ママの働き方のいろは

こんにちは

看護師ママのゆーはです。

今回はちょっといつもと違ったテーマで書いてみようと思います。

 

ライフスタイルの変化に伴い、働き方を変えたいと思っている看護師の方は多いのではないでしょうか?特に出産を迎えた後は、看護師の仕事も大変なのに、家事・育児に追われてんわやんわ...。看護師の仕事をセーブして子育てをメインに仕事を頑張りたいと思っているけど、いったいどんな仕事が自分に合っているのかな?他の看護師ママはどのように子育てと仕事を両立させているのかな?そんな疑問を一緒に解決しましょう。

 

 

 

看護師をしながら子育ては難しい?看護師ママの1日のスケジュールは?

 

私は出産当時、救急病院に勤めており、産休・育休を経て職場に復帰しました。妊娠中から夜勤から外してもらい日勤常勤という働き方です。1日をどのように過ごしていたのかというと...

 

6時半  起床

7時   子供に朝ごはん

7時半  保育園の準備

8時   家を出発

     保育園に子供を預ける

8時半  勤務開始

17時半 勤務終了

18時  保育園にお迎え

18時半 自宅に到着

19時  ごはんの支度 

19時半 夕食

20時  お風呂・洗濯機を回す

20時半 翌日の準備

     洗濯物を干す

21時  寝かしつけ

21時半 就寝

 

 

こう見ると結構なハードスケジュールです。救急病院ですので急患が来た場合には残業になることもありました。しかし、私の場合は夫が同じ病院に勤めていたこともあり、必ずどちらかは定時で帰れる様話し合いをしていました。職場に理解があったので助かったのですが、夫が早い時間に帰宅しているという環境があったからこそ、子育てとの両立ができたのではないかと思っています。ワンオペではなかなか難しいなというのが実感です。




看護師ママの働き方は多種多様!NG職種とおすすめの働き方

仕事と子育ての両立に苦戦し、転職を考えている看護師ママも多いはず。こだわりのポイントは

・夜勤がない

・土日祝日休み

・急な子供の体調不良での欠勤に理解があるところ

なのではないでしょうか?

ここからは、看護師ママのNG職種とおすすめの働き方をご紹介します。



NG職種

 

クリニック

クリニックは日勤のみ、日曜・祝日休みが多く働きやすいイメージですよね。採血や点滴などの看護術も必要となり、スキルを活かしやすいというポイントがあります。

しかし、クリニックでは看護師の常在人数が少なく、急な欠勤がしにくいという欠点があります。また日勤のみでも、診療時間が18時や19時までやっているクリニックもあるので、そうなると帰宅時間も遅くなりがち。クリニックでは午後の診療が終了するまでの求人が多く、夕方までの募集はなかなかないようです。



介護領域

特養などの老人ホーム、デイケアなども日勤のお仕事として検討しがち。しかし、実際は、定時で帰れなかったり、夜間の呼び出しがあったりとなかなかハードなお仕事です。またクリニック同様、常在看護師の人数も少ないところが多いので急な欠勤・早退がしにくい環境でもあります。

知り合いの看護師は「15時までの勤務なのに、病院への付き添いなどが入ると18時くらいになっちゃう。ほとんど定時で帰れたことがない」と言っていました。




単発バイト

自分の都合で仕事のスケジュールを組むことができる単発バイト。私も登録しています。

しかし単発バイトは当日の欠勤は禁止で、なかにはペナルティがある会社もあります。集合時間が早朝の6時ごろだったり、終業時刻が読めなかったりでわたしは1度も単発バイトをしないまま現在に至ります。何があっても絶対に仕事ができる日ではないと、なかなか応募しづらい職種です。

 

夜勤専従

土日だけなど自分の都合で夜勤をすることができる夜勤専従ナース。1回あたりの手当も大きいのもポイントですね。しかし、回数が少ないほど患者さんの入れ替え割について行くのが大変だったり、夜勤の欠勤は日勤に比べてしづらいのが欠点。また、夜勤明けに休める環境があればよいのですがそうではない場合、体力的にもつらいとの声がたくさん。子供が小さいうちはおすすめできません。

 



おすすめ職種

 

外来

外来は土曜日は半日、日曜祝日は休みなことが多く、残業もほとんどありません。私は、引っ越しを理由に転職し、外来で勤務をしていたのですが、急な休みにも柔軟で残業もなく働きやすい環境でした。また、採血や胃カメラなどの看護技術が発揮しやすいのもポイント。スキルをあげながら、子育てと両立できたのでおすすめです。

 

療養病棟

療養病棟では積極的な治療をしないため、急な処置が入って残業などが少ないです。私は二人目の出産を機に外来から、療養病棟に配属が変わりましたが、働いているナースのほとんどが看護師ママで「お互いさま」精神があり、急な欠勤、早退にも寛容でした。急性期のような処置はありませんでしたが、IVH挿入介助や採血、尿管挿入などの看護技術は必要です。ただし、ものすごく忙しいです。定時で終わらせるという強い信念を持たないと残業になります。

 

訪問看護

訪問看護は日勤が多く、給与が高水準なのがポイント。訪問看護といっても、重症度は様々で忙しさは看護ステーションによってまちまち。人工呼吸器の管理など高スキルを求められるものから精神科看護など自分のしたい看護を幅広く選択できます。一人一人と長くかかわれるので、自分の看護観にそった看護をすることができます。また訪問看護をされている看護師は子育てを終えたベテラン看護師が多いので、育児に理解がある人が多い傾向にあります。夜間のオンコールが順番で回ってきますが、ステーションによっては免除してくれるところもあるので、そういうところを探してみるのもいいですね。



子育てをしながら無理なく働きたい!

転職する

子育てをメインに考えているのならば転職も1つの手でしょう。自分のライフスタイルに合わせた職場選びは大切です。このときに、1番重要視したいのが「子育てに理解がある職場」であるか。

いくら残業がない、土日休みがとれる環境でも、子供は急に体調を崩します。誰かに頼める環境であればよいですが、そうではない場合看護師ママの多い職場のほうが理解を得られやすいのでおすすめです。

 

家事を手抜きする

看護師の仕事は完璧を求められ、常に緊張感をもった環境です。家でも完璧に家事をこなしたい、子供にかかわりたいと思うことでしょう。しかし家でも完璧にしていたら、いつか疲れてしまいます。特に初めての子育ての場合不安も大きく、育児書の通りにしなければと思いがちですが、忙しいときはお惣菜にする、休みの日にまとめて家事をするなど、積極的に手抜きをしましょう。



協力者を増やす

「子育てと家事は女性の仕事」と思っている男性はいまだに多いです。仕事もしているのに家事も育児も手伝ってくれないと悩んでいる女性もたくさんいます。

「子供は母親だけのものではなく、2人の宝物」だから協力して行う様、旦那さんを誘導しましょう。簡単なお皿洗い、洗濯物干しなどできることを1ずつ増やしていくことによって大分楽になります。このとき注意したいのが「何このやりかた!」とイラッとしても絶対に言わないこと。「せっかくやってるのに」とやらなくなる可能性があります。どうしても直してほしい時は「こうやると洗濯物がしわにならないんだよねー」と独り言のようにつぶやきましょう。また「パパにやってもらって○○ちゃん嬉しいねー」と子供が喜んでいるように思わせて子育てをさせましょう。

また祖父母の協力を得られる場合には祖父母にも頼りましょう。



看護師ママはパートor正社員、働くならどっち?



私のおすすめは断然パート勤務です。というのも、出勤日数が常勤のように決まっていないというのが一番の利点です。年末年始、GWなどの連休がある月に、子供の行事が重なってしまうと、まれに出勤日数が足りなくなる時があります。

しかしパートであれば「今月は少ないけど、来月は頑張る」と自分のペースでシフトを組んでもらうことが可能です。

また、委員会や看護研究メンバーから外してもらえることが多いのも利点です。



【リアル】看護師ママの年収

私は、引っ越しを機に転職し常勤からパートに変更しました。子育てに疲れてしまい、自分の時間を確保したいので週4日(土日祝、平日1日休み)で働き始めました。

田舎の病院でしたので時給が1600円と低いですが週に16日程働き、20万ほどです。

もちろんパートですので退職金はありませんでしたが、ボーナスも出ており、常勤で働いているときとあまり手取りは変わりませんでした。



子どもが小さい時の働き方

 

子どもが乳幼児(0〜6歳)の場合

1歳になるまでは育児休暇でお金がもらえるのでしっかりととるのがおすすめです。また1歳を過ぎても保育園に入れない等の証明書類があれば最長3歳まで育児給付がもらえるので1歳を過ぎたら毎月入園希望届を出しましょう。

小さいうちは熱を頻繁に出します。1カ月通園できたら大したものです。そのくらいよく病気になります。また早退の電話もよく職場にかかってきます。育児に理解のある職場探しをするのが、自分のメンタルを保つためにもベスト。私はパート先では受け持ちをせずフリー業務をずっとさせてもらっていました。受け持ちではないので、急な休みにも早退にも影響が少ないようにと職場が配慮してくれた形です。また私の子供は喘息もちで入院などの長期休暇もとらせていただきましたが、上司が「うちの子も喘息で入院ばかりしていたのよ」と快く対応してくれたので働きやすかったです。

子どもが小学生(7〜12歳)の場合

1年生で学童保育に入れた場合、少し時間を増やしてみるのも◎しかし、入れなかった場合や3年生になり、学童保育の継続が難しくなった場合には夏休みなどの長期休暇には自宅でお留守番をさせる必要が出てくるかもしれません。私の周りの看護師ママたちは、子供が中学生になるまではパートの時短で働くといっていましたよ。

子どもが中学生(12〜15歳)の場合

中学生になると一人でお留守番も安心してさせることができますので働きかたが広がります。

しかし部活などで土日送迎などがある場合や体調不良などを考えると休みやすい病棟や外来勤務、訪問看護師などを選択しておいたほうが安心できるかもしれないですね。

看護師ママはブランクありでも復職できる?

看護師は万年人手不足になっています。ブランクありでも受け入れてくれるところはたくさんありますし、病院などではブランクのある看護師さん向けの講習会が開かれています。そのようなところで実体験を積んでから臨床に戻るのも一つの手ですよ。

【まとめ】看護師はママになっても活用できる資格

看護師のニーズは万年高いです。また必死になってとった免許でもあり、他の職種よりも給与が高水準のため、活かさないのはもったいないですよね。「女の職場」だからこそ理解してもらえることもたくさんあります。看護師ママの先輩もたくさんいるので、仕事だけでなく子育てのことも相談できるのもいいところ。ブランクがあってもたくさんできる仕事はありますよ。

 

 

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