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輸血って何?【後編】

こんばんは。

看護師ママのゆーはです💁‍♀️

 

今回のテーマは前回に引き続き

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輸血って何?の【後編】をお届けします。

 

 

まずは前回のおさらいをしましょう💁‍♀️

 

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血液製剤は大きく2つにわけられます。

  • 輸血用血液
  • 血漿分画製剤

 

今回は2つ目の血漿分画製剤】について説明をしていきます📝

 

 

血漿分画製剤も細かく見ると4つの種類に分かれます。

 

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一つずつ見ていきましょう♪

 

 

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免疫グロブリン(抗体)とは血液中の成分で、体に入ってきた病原体などから私たちを守る『免疫』というシステムにおいて重要な役割を担うタンパク質です。この、免疫グロブリン(抗体)を高純度に精製することにより、注射できるようにした製剤です。

 

主に自己免疫疾患に対して使います。

 

長々と難しい漢字が連なり、頭がパニックになってしまいましたか?😂

各病気の詳しい説明がされているページがありますのでリンクで見てみてください☺️

 

日本血液製剤協会

免疫グロブリン製剤の適応 一般社団法人日本血液製剤協会

 

 

 

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アルブミン製剤は一般病棟でよく使われる製剤です。

 

使用目的

簡単に言うと循環血漿量の増加をさせるため。

 

アルブミン製剤には等張高張の二つの種類に分けられます。

 

ショックでの血圧低下などの場合に循環血液量を確保するために投与

 

アルブミン血漿内で水を捕まえておく役割があります。水が血管外に行かないようにする(血漿の浸透圧を維持する)ため、循環血液量を確保する目的で投与されます。特に、敗血症ショックや重症な熱傷などでは、侵襲により蛋白が血管外に漏出するため、血管内脱水をきたし血圧が低下することがあります。その際に、等張アルブミン製剤の投与が有効です。

 

 

血管外の水分を血管内に引き戻す目的で投与

 

アルブミンが低くなり、血管外に逃げてしまった水分を血管内に引き戻したい場合は、より濃度の濃い高張アルブミン製剤の投与が有効です。点滴をしても血管内に残らず浮腫になってしまう場合や、肺水腫を改善したいが血管内は脱水状態で、利尿剤を投与しても血圧だけが下がってしまう時に高濃度アルブミン製剤を投与します。高濃度のアルブミン製剤を投与した後に、利尿剤を使用する指示も少なくありません。

 

アルブミン製剤は瓶に入っているため、エアー針(えあーしん)を用いて滴下をします。

 

詳しくは後日説明をしますね✍️

 

アルブミン製剤について詳しい説明は

アルブミン製剤の適正使用 一般社団法人日本血液製剤協会からどうぞ

 

 

 

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血液凝固因子製剤(第8因子製剤、第9因子製剤)とは、血小板と協力して止血に重要な働きをする血漿中の凝固因子のうち、特に第8因子、第9因子をそれぞれ個別に取り出して凍結乾燥した製剤です。これを専用の液に溶かして使用します。

 

使用目的

 

これに関しては血液内科で使う可能性があるかもしれません。

大量出血時に使用したとの情報も見かけましたが、まれと考えて良いでしょう。

こんなのあるな程度で大丈夫です。

 

血友病について知りたい方はこちらからどうぞ💁‍♀️

血友病とは|血友病を知ろう

 

 

 

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主に手術の創部に使われる血漿分画製剤で、縫合部や切断面または切離面からの血液や体液のもれや、肺などの切断面からの空気もれを防ぐために使われます。

 

簡単に言うと「糊」のようなものです。

 

通常、大きな傷口は、針と糸を使って縫い合わせますが、組織が脆かったり、大きく緊張がかかる(つっぱる)場合、糊を使ってくっつけましょうといったイメージでしょうか。

 

そのほかに低フィブリノゲン血症の治療に投与されることがあります。

 

これも特殊ですので、こんなのあるな程度で大丈夫です。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

今回のお話は少し難しかったでしょうか?

 

恥ずかしながら、私はアルブミンしか取り扱ったことがないので、他のものに関してはわからないことばかりでした😂

 

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※訂正箇所がありましたら教えていただけるとありがたいです。